かのみのパっと明るく暮らそう ~統合失調症と向き合って育児を頑張るブログ~

統合失調症を患っているおっとり主婦が、「1日でも早く治したい!」と奮起するために日常をつらつらと書いています。あと、出産したので育児も絡めて書いていけたらなと。 映画やゲームなどたまに脱線した話もしてたりします。

精神病に対する見かた考え方が変わる日が来てほしいと願う

前回の続きです。

私が久しぶりに東京に行って、元会社の同僚と話していたときのことです。

自然と一緒の会社に務めていた頃の話になりました。
よくある、そういえばあいつ今何してる?って話です。


同僚A「そういえば○○さんてうつ病になって会社辞めたらしいよ」
私「えー意外!?うつ病になりそうな感じの人ではなかったような気がするのに!」


そうですその人、我が強くてマイペースな感じの人だったので、びっくりしました。

いつも誰かと喧嘩したり、陰口をたたいたり、言いたい放題でした。

うつ病になる人って、もっと私みたいに根が真面目で几帳面で、言いたいことが言えない引っ込み思案で内向的な人かと思ってました。

その人の思い出といえば、飼っていた猫が死んでしまってショックで何週間もやすんでいたことです。

相当かわいがっていたんでしょうね。

もしかしたらそれが原因かもしれない。


そして、とても気になるセリフを同僚Bが言いました。

同僚B「そう〇〇さん、そっち側の人になってしまっていたんですよ。妙に抗うつ剤に詳しかったからねぇ」

そっち側って何?


精神病の人も普通の人と同じ人間で、あっちもそっちもないじゃないか。

ただ、精神病意外の病気を持っている人と同じで、なりたくてなったわけじゃないし、人をあっちそっちで分けるなんて。

普通の病気だったらそんな表現されないのに何で精神病だけされるんだろう。

悲しい?悔しい?虚しい?
いくつもの感情が入り混じって、何と表現したらいいかわからない。


いちばん許せないのが、「そっち側・・・」ってセリフを指摘せずにいることで、自分も精神病(統合失調症)であることを隠してしまった自分自身です。

自分でもわかってるんです。

この世の中特に日本、更に言うと田舎町とかだとまだ精神病に対して偏見と差別があって、社会的に不利なこと。

その社会にのまれてしまっている自分が悔しくてならないです。

その発言をした同僚Bは48歳なのですが、やはりそのぐらいの歳の人には「病は気から」みたいな感じ、精神病になる人に落ち度があるからなるんだ的な偏見があるのでしょうね。

なんだか、こころがむしゃくしゃしたから帰りにアイスを食べてやりましたよ!

ちくしょー!どうにかしたい!

息子の湿疹と久しぶりに東京に行ったときのこと

息子の湿疹が良くなってきていたのに、最近ぶり返してきました。

今日、急遽診てもらうことに。

「まだ赤ちゃんだから薬は強くしたくないんだよね」
と先生。

私も同感です先生。
薬漬けはさけたいのです。
そのセリフを聞いて、どうやら薬漬けにする先生ではなさそうなのでひと安心。

結果、今の薬からワセリンとステロイド薬(ロコイド)を混ぜた軟膏を塗っているのですが、そこからワセリンを抜いた純粋なステロイド薬を塗ることになりました。

朝と夜ぬるのですが、これがちとめんどくさい。

でも、めんどくさいとか言っちゃダメですよね。

息子のため、息子のため・・・。

 

あ、そうそう。

先週の土日に息子を両親に預けて泊まりで東京に行ってきました。

東京でお世話になった元会社の同僚に合うためです。

旦那も一緒です。

旦那とはその会社で知り合って社内恋愛していたので、その合う同僚も旦那を知っています。


当然、会社で一緒だったあの人は今何してる?って話になりました。

私が勤めていた会社はソフトウェア関連のベンチャー企業だったので、そういうとこに集まりそうな人たちなのです。

なんというか、特殊というか。

そしたら、いろいろな道を進んでる人がいっぱいいました。

小説家や社長、寿司職人、何とか協会を発足して会長になっていたり、北欧あたりをひとり徒歩で旅していたり、と様々です。

そんな人達から比べると、うちら夫婦は普通になってしまったなぁと思うばかりです。

旦那は会社の歯車としてふつーのサラリーマンをしていますし、私もこれと言って仕事とか趣味もない専業主婦ですし。

でも、いいんです。普通で。


昔は何かで有名になりたい、好きな事をやり続けたいという願望がありましたが、もう無理なのは悟っています。

統合失調症になったからです。

まぁ、有名になりたいは元から無理だったのかもしれませんが、好きな事をやり続けることは確実にそれが関係しています。

何かを成し遂げる人はそれ相応のエネルギーを出して発電しています。
統合失調症になるとそのエネルギーを出すことすらままならなくなるわけです。
陰性症状です。

統合失調症になって陽性症状が収まって状態が安定してきても、今度は陰性症状が待ってます。


それに加え、私は特殊な症状が出てしまうんです。

そう、いつもブログを見てくださっている方はご存知だと思います。

目線が左上に行ってしまうことでそこを集中して見てしまうので、手元がおぼつかなくなるのです。

そのため、家事や育児、仕事、車の運転などで支障が出てしまいます。

これにはさすがに、まいっています。

あ、よく考えたら悪い意味で私、普通じゃないな。

まぁ、ひとそれぞれですよね。


それと、東京であった同僚のひとことが非常に気になったので、次回紹介したいと思います。

精神病患者への偏見です。

ではでは。

統合失調症でも育児をこなせるのか不安になってきました

昨日、精神科を受診してきました。

赤ちゃんは元気か?育児を家族の人は手伝ってくれるか?旦那の仕事は忙しいのか?
など聞かれました。


今回、先生にも言われて分かりました。

それは、統合失調症で調子が悪くなるタイミングは、家事と育児で忙しくしてる時じゃないかということです。

なぜかといえば、ここ数日間は育児を楽できたおかげか、症状が全く出ていないからです。

ここ数日といえば、旦那が出張なので息子を連れて実家に帰っていたので、母や伯父が抱っこしてあやしたりミルクあげたりと手伝ってくれたのです。

家だとひとりで家事や育児をしなくてはいけないのでね。

本当に、全く症状がでないんです。


ひとりだと特に夕方が大変。

夕飯を作ってミルクあげて息子をお風呂に入れて湿疹用の薬塗ってあげて、旦那の弁当作っといて・・・。

あっという間に時が過ぎ、自分の時間もなく終わってしまいます。


そんなこんなで先生と症状が出た時はどんな状態だったかを思い出してみました。

多いのは息子を連れて外出したときです。

調子が悪くなる時間はお昼を食べているときとか帰る途中にとかバラバラです。

そうか、わかった気がします。

おむつ替えて、何時にミルクで、ご飯食べて、帰ったら夕飯の支度したあとにミルクあげて、お風呂入れて・・・。

とやっぱり、育児のスケジュールを考えているときでした。

それを聞いて先生も
「育児をひとりでがんばるのは難しいね」
と言っていました。

 

こんなに育児って大変だったとは。

これから息子が成長すればさらに目が離せなくなって大変になるだろうに。

大丈夫かな、不安になってきました。

 

二人目を考えていたのですが、この調子じゃ無理かな。

とほほ・・・。

乳児湿疹ってどう対処していけばいいのか分からない

今日、息子の4ヶ月検診に行ってきました。

今回は、こんな感じの内容でした。


・離乳食指導
保健師相談
・身長、体重の測定
・小児科医による診察
・ふれあい体操の紹介


ハイ次、ハイ次とあれよあれよと時間が過ぎていき、慌ただしかったです。

少しは人と話さなくちゃと思ってたのに。

一番最初の待ち時間のときだけちょっと横の人と喋っただけでした。

ママ友できるかなとワクワクで行ったけどそれどころじゃなかった。

まぁ、焦らずゆっくりとがいいんですよね。きっと。

 

 

あと、心配だったのが息子の湿疹ですね。

診察の時にお医者さんがおばあちゃんが診てくれたんですが、ズバッと物を言う人でした。


おばあちゃん「あぁ、湿疹だね」
私「はい、今通院していて薬を処方してもらってます」
おばあちゃん「薬だけじゃあダメだよ」
私「はい?」
おばあちゃん「アレルギー検査した?」
私「いえ、してないです」
おばあちゃん「早く原因を見つけないと、いつになってもステロイド薬からぬけだせずに依存することになっちゃうよ」
おばあちゃん「今度の時は、主治医にアレルギー検査してもらうよう言ってね」

とまくしたてる感じで言われました。
たしかにそうだなと思ったんですが、言い方がキツイ。

 

そういえば、噂になってました。

今通っているかかりつけの小児科は自分が住んでいる市と違う町の病院にしてるんです。

なぜかというと自分の市の小児科で噂の良い病院がなかったからです。どちらかと言うと悪い噂ばかり。

やはりうちの市の他の人達も、私のかかりつけの先生のところにくるようです。

先生も「どことは言わないけど特に○○市の女の先生のところはきつい物言いが嫌でうちに来る人が多いんですよね」
と言っていました。

うちの市で女の先生って言ったらひとつしかなくて、その先生が今日4ヶ月検診で診てくれてる先生だったんですね。

噂通りだな、と少し笑ってしまいました。

 

しかし、どうしようかな。

旦那がアトピーなので、遺伝でアトピーになっていないか不安なのです。

 

かかりつけの先生は「アトピーかどうかなんて後で分かることだから、まずはとにかく薬を塗って治すことが先決」

4ヶ月検診の先生(おばあちゃん)は「原因を探って対処方法を見つけてかないとステロイド漬けになる、とにかくアトピー検査」

かかりつけの先生の方針と4ヶ月検診で診てもらった先生(おばあちゃん)の方針が違うからどっちを信頼していいのやら。

 

あぁ、モヤモヤする。

 

診察の後、保健師さんにそのことを相談したら、「とりあえずかかりつけの先生にアトピー検査してもらえないか聞いて、それから考えましょう」
と無難な答え。

うぅ、果たして先生が了解してくれるか不安。

だって、アトピー検査するには薬を数週間絶たないといけないからいまの肌の状態が維持できなくなるんだよね。

悪くなる。かかりつけの先生の方針と違ってるからなぁ。

まあ、今度聞いてみるしかないのですね。億劫だけど。

頑張れ自分!もう少し待っててくれ息子よ!

ムーミンはまだみたいなメッツァビレッジに行ってきました

そういえば先週、埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジに行ってきました。

もうすぐムーミンバレーパークができることで有名ですね。


ここ、行くかどうかすごい迷ったんです。

なぜなら、生後4ヶ月の息子を長距離移動させて良いものかと思ったからです。

でも、「高速使えば1時間とちょっとだし、サービスエリアで休憩はさむから」
と旦那。

いそいで、「赤ちゃん 4ヶ月 長距離移動」とかで検索して、大丈夫かどうか情報が載ってないか調べました。

里帰りの人が家に帰るのには、高速使って長距離移動してる人がいるけど、どうなんだろう。

迷ったんです。
でも、行くことにしました。

息子には、ストレスにならないようこまめに休憩しました。


そんなこんなで、言った感想。

まず驚くことといったら、駐車料金が高い!

強気ですね。

リピーターくるのかなぁ、と不安になりました(余計なお世話)。


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けど、景色が綺麗です。

いたる所にシャレオツなチェアが置いてあります。

湖をながめながら、座ってリラックスするのもいいですね。

そう考えると、初夏にここに訪れるとちょうどいいかも。


北欧チックな建物の中では北欧のグッズが売っていました。

北欧をイメージしたら、IKEAしか思い浮かばない私には本格的すぎなものが多かったです。

迷ったあげく、チョコだけ買いました(笑)

ただ、リサ・ラーソンのグッズとかは馴染みがあるので、見ていて楽しかったです。

外にもお店があったのですが、それを見てるだけでおなかいっぱい。

お昼は北欧っぽいものをと思ったのですが、結局ハンバーグプレートにしました。


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息子はどうだったかな?楽しかったかな?

ほとんど寝てたけど・・・。

息子も機嫌悪くなることなくいてくれたので良かった。


これから大きくなったら、いろんな所へ連れていきたいなと思いました。

いろいろ分かる歳になったら、ディズニーランドとか連れていきたいな。

たのしみだなぁ。

 

おすすめしたいけどおすすめできないゲームたち

私の印象に残ったゲームを紹介したいと思います。

本当はおすすめしたいのだけど、見るとトラウマになったり鬱になったりすると思う場面があるためおすすめしません!

まったくこんな情報流して誰得?って話ですがお付き合いください。

 

ルールオブロー

ストーリー

バスに乗って主人公がどこかに向かおうとしているところから物語が始まる。謎の少年に導かれバスを降り、ある孤児院にたどり着くことに。
そこには、階級制度によって支配された大人を演じているかのような遊びに興じる少女たちがいた。
主人公はその少女たちに翻弄されながら、自分自身の過去ををたどっていくこととなる。

 

ラストが衝撃的です。こういうことかぁ、と考えさせられました。

大人もそうだけど、ことさら子供ってこういう純真で残酷なところってあるよねぇと言う終わり方。

好きです。こういうハッピーエンドじゃないところ。

ストーリーもさることながら、美麗なOPやムービーシーンに魅了されました。

さらに、テーマ曲やBGMも非常に凝った作りで何度も聞きたくなりサントラCDを買ってしまったぐらいです。

テーマ曲、非常にこの作品にマッチしていて良いのですよね。

あぁ、リメイクされないかなぁこれ。

ただし!おすすめできないポイントとしては、孤児院の少女たちによるいじめシーンはトラウマになる人がいるのではないでしょうか。

 

RULE of ROSE

RULE of ROSE

 

 

 

 

サイレントヒル2 最後の詩

ストーリー

主人公宛てに3年前に病気でなくなった妻から手紙が届く。
そこにはサイレントヒル、そこで一人で待ってるとのことが書いてあったのだ。
妻はこの世にいないことが分かっていながらも、その手紙を頼りに主人公はサイレントヒルへ向かうのだった。


ストーリーが進むごとに主人公が真相に近づき、苦悩する姿が切ないです。

また、道中で登場するキャラクターのエピソードも深く悲しくてたまらないです。

エンディングが幾つも分かれているけど、真のエンディングではないかと思われるものはやはり悲しい結末です。

UFOエンドとか楽しいですけど。

おすすめしないポイント!

ただでさえ妻が死んでるって導入部から暗いのに、ラストもそれって辛いです。

悲しい話が苦手な人はなんだこれ?胸くそ悪いってなるかもしれません。

 

サイレントヒル HD エディション - PS3

サイレントヒル HD エディション - PS3

 

 

 

 

HEAVY RAIN 心の軋むとき

ストーリー

雨が降りしきる季節に少年がいなくなり、数日後に溺死体として発見される事件が頻発する。
その少年の手には必ず折り紙と蘭の花が添えられていることから「折り紙殺人事件」と呼ばれることとなる。そして、悲劇はいまも続いている。
主人公は4人になり、それぞれの視点で事件を解決していく。

 

殺人鬼に息子を誘拐され、息子を救うために奮起する父親(イーサン)。

調査依頼を受け事件の犯人を追う元警察官の私立探偵。

イーサンの影響で事件の真相を追うことになる新聞記者。

最新技術を駆使して事件を解決しようとするFBIから派遣されたエリート捜査官。

どのキャラのストーリーも面白いです。
このゲームの面白さは自分の単純な操作ひとつでストーリーが変わっていくことです。

そのキャラを生かすも殺すも自分次第なのです。

そして、その選択でエンディングが変わっていく。

イーサーン!息子を救うがために殺人鬼にもてあそばれるイーサンの姿が健気すぎて泣けてきます。

ストーリーはいろいろ突っ込みどころがあります。が、ゲームなのでね。プレイして楽しいかどうかが一番なわけです。

おすすめしないポイント!

あ、特にはないな。

強いて言えば、ストーリーツッコミどころ満載なので、そういうのがある事自体が気に食わない評価に厳しい人には、おすすめしないかも。

 


いかがでしたでしょうか。

私自身、もう悲しいところから始まるストーリーとか大好きです。

私はこういうゲームが好きです。

マリオとかドラクエゼルダとかバイオとかメタルギアとか有名どころも好きだけど、たまにはこういうゲームも良いのではと思っているのでした。

【感想】「精神科ナースになったわけ」を読んで

ゲームの話をすると言っときながら、とある本を見つけてしまったので、その話をしようと思います。

 

「精神科ナースになったわけ」というコミックエッセイを読みました。

作者さんが精神科ナースの方に取材して描き上げたそうです。

精神病についてのあれこれが描かれています。

 

その中でも、やっぱり気になったのは統合失調症の患者さんの話です。

私も、軽度ではあるけど統合失調症なのでね。

 

幻聴や妄想についてやっぱり悩んでいました。

中には現実と見分けがついていない妄想をしている人もいるようです。

 

特に印象に残ったのは、幻聴体験を精神科ナースさんがしていた場面です。
普通の人が幻聴がある状態を体験しているのを漫画で表現されていて非常に分かりやすく、そうそうこれこれと思ってしまいました。

こういったことがきっかけで、もっと統合失調症の理解が深まると良いのですけどね。

でもなかなか、作中でもあったように人に話すと引かれたりするんですよね。

 

そして、最後のうつ病の鈴木さん、泣きました。

もう、病気になった云々じゃなく人生を積んだひとの行き先ってそうなっちゃうんだなと、切なくなりました。

もう奥さんしかいなかったんだろうなぁ。

考えさせられます。

 

あぁ、しかし私も作者さんの境遇のようになってしまったら平常でいられるだろうか、統合失調症がぶり返さないか心配です。

でも、人間先のことを悩んでても仕方がないのです。

それに、私には赤ちゃんという新しい希望があるのだから前向きでいないとね!

 

よし、がんばろう。

 

 

精神科ナースになったわけ (コミックエッセイの森)

精神科ナースになったわけ (コミックエッセイの森)