かのみのパっと明るく暮らそう ~統合失調症と向き合って育児を頑張るブログ~

統合失調症を患っているおっとり主婦が、「1日でも早く治したい!」と奮起するために日常をつらつらと書いています。あと、出産したので育児も絡めて書いていけたらなと。 映画やゲームなどたまに脱線した話もしてたりします。

統合失調症が良くなってきて意識が変わった

だいぶご無沙汰してしまいました。

 

今回精神科へ通院した時の出来事を話そうと思います。

すごい進展がありましたよ。

 

まぁ、この約1ヶ月の間にいろいろありまして・・・。

家を出ることになってから建売物件を探すことになり、現在は流れでほぼ注文住宅と変わらない契約を結んで家を建てることになりました。

そして、家を今年の7月末から建て初めて12月末に完成の予定になってます。

それまでにいろいろやらなくてはいけないことがあります。

 

そのことを考えてたら、やっぱり調子が悪くなってしまうのです。

だから、今月は統合失調症による調子が悪くなる回数が増えました。 

 

その引っ越すことと、それによって調子が悪くなるときが増えたことを精神科の先生に伝えました。

 

「どんなことをいちばん考えてしまうの?」と先生が質問してきました。

私は少し考えてから答えます。

「やっぱり、引っ越してからの環境に馴染めるかはもちろんですけど、いちばんは引っ越し先での人間関係がうまくいくかが不安で考えてしまうんです」と。

 

続けて先生が「なんでうまくいかないかもと考えてしまうの?」と聞いてきたので、

「私は人見知りが激しくて、引っ込み思案なところがあるので、新しい人間関係が上手く築けるか心配なんです」と返しました。 

 

そしたら先生から意外な答えが出てきました。

「私がこうしてかのみさんと話しているかぎりそんな感じはしませんけどね、だから問題ないと思うんだ」

そうかぁ、今はコミュ障っぱく見えないということか。

 

 

そうなんだ・・・。

 

 確かに言われると、最近は人と話していてストレスになることが少なくなったなと思いました。

そして私は、もうびっくりするぐらいにすらすらとこんな発言を先生にしていたんです。

「先生、統合失調症になる前の私はいい子に見られたいといつも気を張って人と話しているところがありました」

「その後、統合失調症になってから誰とも話したくない時があって・・・」

「そんないろいろな時があったからからこそ、今はいい子になるのはやめて思ったことを素直に話そうと実践してます」

「そしたら、とっても気が楽になったんです」

 

 

それを言い終わった瞬間、なんかフワッと心の花が咲いたような開放感でとても幸せな気持ちになりました。

不思議な感覚です、とてもあたたかい。

 

 

私は変われたんだ・・・。

 

 

 

今は、いい子に見られようと頑張っていた統合失調症になる前の自分でもない。

しかも、統合失調症になってから、陰性症状で誰とも話したくなくなっていた時の自分でもない。

そう、何も気負うことなくありのまま人と接することができる自分に変われたんだと。

 

1年ぐらい前までは昔みたいにバリバリ動き回って活発にしていた自分に戻りたいと思ってました。

そして一度統合失調症になると、もう昔の自分に戻れなくんだと落胆していた日々もありました。

 

でも、今の瞬間意識が変わったのです。

あぁ、私は新しい自分に生まれ変われたと思えば、とっても前向きに生きていけるじゃないかと。

 

そういう考えに至った今回の診察はとても貴重な時間でした。

先生もしっかりと私の話を聞きつつ、パソコンに何かをいっぱい打ち込んでいました。

先生は診察時に何か発見があると必ずパソコンに打ち込みます。

だから、そういう回は必ず私にとっても先生にとっても話の内容が充実してることが多いです。

 

そうそう、あと私が勢いよく話終わったら、先生が言ったのです。

「そこまで、自分のこと分かってるんだったら大丈夫ですよ」

そして最後の一言、

「すごいですね」

これが飛び上がるぐらい嬉しかったです。

やっぱり、他人にほめられるのはうれしいものです。

 

いやぁ、今回は本当に良かった。

新しい自分に変わっていけてるんだ。

自分でも自分をほめてあげなくちゃ!

 

ってことで、病院の帰りにケーキを買って自分へのごほうびとして食べましたとさ。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。