【感想】「精神科ナースになったわけ」を読んで
ゲームの話をすると言っときながら、とある本を見つけてしまったので、その話をしようと思います。
「精神科ナースになったわけ」というコミックエッセイを読みました。
作者さんが精神科ナースの方に取材して描き上げたそうです。
精神病についてのあれこれが描かれています。
その中でも、やっぱり気になったのは統合失調症の患者さんの話です。
私も、軽度ではあるけど統合失調症なのでね。
幻聴や妄想についてやっぱり悩んでいました。
中には現実と見分けがついていない妄想をしている人もいるようです。
特に印象に残ったのは、幻聴体験を精神科ナースさんがしていた場面です。
普通の人が幻聴がある状態を体験しているのを漫画で表現されていて非常に分かりやすく、そうそうこれこれと思ってしまいました。
こういったことがきっかけで、もっと統合失調症の理解が深まると良いのですけどね。
でもなかなか、作中でもあったように人に話すと引かれたりするんですよね。
そして、最後のうつ病の鈴木さん、泣きました。
もう、病気になった云々じゃなく人生を積んだひとの行き先ってそうなっちゃうんだなと、切なくなりました。
もう奥さんしかいなかったんだろうなぁ。
考えさせられます。
あぁ、しかし私も作者さんの境遇のようになってしまったら平常でいられるだろうか、統合失調症がぶり返さないか心配です。
でも、人間先のことを悩んでても仕方がないのです。
それに、私には赤ちゃんという新しい希望があるのだから前向きでいないとね!
よし、がんばろう。